照り焼き定食ごはん大盛り

関西担の怨念自分語り

ブラッドブラザース@新橋演舞場

桐山照史くん、神山智洋くん主演のミュージカル!始め聞いた時だけでも胸が高鳴るお知らせなのに、二人が双子役だなんて。そんなの見に行かないわけがない!!!

ということで初日、そして15日の昼公演に新橋演舞場に行ってまいりました。

発表があってからこの日をずーっとずーっと楽しみに過ごしていました。幕が上がったそこはもうイギリス。照史くんでも神ちゃんでもなく、ミッキーとエディとしてちゃんと生きている二人の姿がありました。

今回私が演舞場でのブラブラを見に行くのはこの2回だけですので、まとめて感想を残しておきたいと思います。

以下ネタバレしてしまうかもしれませんのでもし気になる方はオールスルーでお願いいたします。

 

 

 

 

初日はとにかく衝撃がすごくて。今年に入ってから、アイドルとしての二人を見てきたことが多かったのもあると思うのですが、特に一幕は本当に7歳のエディとミッキーとして舞台上に存在している二人がいました。いやはや本当にびっくりしました。私の知ってる桐山照史神山智洋、じゃなかった。

 

一幕内でミッキーとエディがあいつには俺にはないもん持ってるぜ自慢のベストフレンドだぜって歌う曲があるのですが、そこでやっと「あ、あれ照史だ。」となりました。いやーそのときの歌い方がただただ照史でして…15日昼に改めて聞いたらちゃんと青年ミッキーとちびミッキーの歌い方は分けてたんですけどね。でもめっちゃ照史くんでした。でもそれまで本当に7歳にしか見えなかったの!!!

でも、神ちゃんはこの歌も七歳のエディだった。

実は私は今回の舞台で衝撃だったのは神山くんの方。もちろん、いつものように目で追ってしまうのは照史くんだったのですが、そんなことよりも神ちゃんどこいった??レベルで神山くんがエディとして生きてる!本当に舞台の始まりから終わりまでずっとずっとエディ。エドワード・ライオンズさんでいらっしゃいました。歌ってもエディ。おっきくなってもエディ。死んでもエディ。歌い方も7歳のエディ、14歳のエディ、18歳のエディでちゃんと違うし、普段の神山智洋とも全く違う舞台用の歌い方をしていて、神ちゃん恐るべし…!と感じさせてくれます。

 

照史くんに関して。

私は照史くんにやってほしい役は?と聞かれたら、「狂ってる人の役」って答えてました。そして念願叶いました。ありがとう!!ありがとう!!!!

ミッキーは大変担当からしたらいろんな面が見れておいしい役です。

小さいころの無邪気でかわいい末っ子ミッキー、14歳~18歳始めまでの思春期から青年時の少しもじもじしてしまったりするけどかっこよく育ったミッキー、リンダに告白した後のあっついキスからの結婚して幸せいっぱいミッキー、からの失業して捕まって病んでいくミッキー…

これだけのふり幅ということはとても演じるほうは大変だと思います。それを見事に演じきるあたりさすが!照史くんすごいなあってほれぼれしました。自慢の担当ですカッコイイ~~14歳ミッキーの登場シーンかっこよすぎて私とダンス踊ってくださいって感じでした。オールバック!ブレザー!!ぎゃー!!!!そしてその姿で喫煙シーン殺す気か!!!!!!!!!

ミッキーが銃を持って市議会へ走るシーンのイカれた目が最っ高でした。個人的にはもっともっとイカれていいんじゃないかと思います。でも薬中ミッキー最高…照史くんイカれた目とか不安定な精神状態とかすごくいいからもっともっといい感じに演じてくれたら最強だと思います。私が倒れます。あと照史くんの口からストレートに性行為って単語が出てドキドキしました!!!いまは言い回し変わったようですが。熱烈なキッスも最高です…キスする瞬間のオス感半端ないあの顔が大好きです。照史くんのオス顔ほんとかっこいい!!!!!

でも歌に関しては「桐山照史感が抜け切れてない」って感想。神ちゃんがちゃんとエディとして歌っているのも大きかったんですけど…。勿論桐山感あってもいいけど、もっと歌は変化つけれるんじゃないかなってとても思いました。この先の公演でどう変わるかな~。大きいミッキーは別に違和感なかったけど、ちびミッキーはあれだと突然の桐山感がすごい。うおっ照史くんちわーっす!ってなる。(うまく表現できなくてすいません)

 

二人の演技に関しては何人かTwitterでも発言されている方がいらっしゃるのですが、照史くんはパンフにも書いてあったように自分に役を取り込んで自分の一部として、演技をしていくタイプ。神ちゃんはそうではなく、完全にエディに憑依して演じるタイプ。というのがよーくわかりました。

あとこの舞台、マルシアさんの存在感がとんでもない!マルシアさんなしでは絶対に成り立たない舞台でした。本当の主役はマルシアさん。歌う回数も圧倒的に多いし肝っ玉母ちゃん感がすごく素敵だった。あとエディとミッキーを見る目が本当に優しかったのがとても印象的です。

そして今回見た二回ともリンダは昆夏美さんでしたが小っちゃくてチャーミングでかつ芯のあるリンダがとっても可愛かった!まりゑさんのリンダも楽しみ。

 

話の内容とか脇をそろえる方の演技とかちょいちょいほかにも気になるところはあるのですが、二人が周りのキャスト陣に説き伏せられずにちゃんと存在感を発していて安心しました。もちろん演技力にも歌唱力にも定評のあるふたりなので心配していませんでしたが、こんなにやってくれるとはと逆に驚きが大きくてそのことがとっても私としては嬉しかった。見終わってからすぐ松竹座2回分増やしちゃいました。

かつ新橋演舞場という場所は、我々ジャニーズWESTファン以外にもたくさんの年齢層の方に二人のこの演技を見ていただける絶好の機会。ジャニヲタの贔屓目線抜きにしても、きっと納得いただける演技になっていると私は思います。

この素晴らしい舞台をもっともっと他担の方でも、ミュージカルファンの方でも、一人でも多くの人に見てほしい。まだまだ始まったばかりですし、松竹座公演もあります。もしこの記事を読んで少しでも興味を持ってくださった方がいらっしゃったらお席もまだまだあるのでぜひ足を運んで彼らの演技を見てほしいと思います。

 

そして、3月15日にふたりがこの2か月を通してどんなエディとミッキーになっているのか。とっても楽しみにしています。