照り焼き定食ごはん大盛り

関西担の怨念自分語り

森下トオルと古謝那伊留 ー2019「少年たち 青春の光に…」

前回のブログを書いた後、

ages24.hateblo.jp

ありがたいことにご縁があり、無事夏の松竹座で自担を見ることが叶いました!

 

グッズの事前情報で確定した、三年ぶりの夏松竹への出演。その事実だけでもう超絶嬉しかったんです。そこになんと役名(!!!)があって、しかも囚人役。そして個人グッズの発売。

極め付けに、初めての、ステージフォト!!!

嬉しさのタンクが溢れ出しておりました。ああ、常に喜びに溺れて夏を過ごせるなんて。

「古謝くんのステフォください!」って言うの夢だった。

言えた。

買えた。

それだけのことが、どれだけ嬉しかったことか。

 

出番こそ、たくさんあるわけではなかったけれど、囚人たちにとって象徴的な存在だった「森下トオル」という彼に与えられた役。見ている観客からもとても印象に残る、キーポイントになるような役でした。パンフレットによると、古謝くん本人がトオルの役を作り上げていったそう。「大変やけど、それ以上に楽しさのほうが大きいです」という文だけでも、ワクワクしてる古謝くんの顔が思い浮かびました。

舞台中、優しくて強いトオルの姿を、彼は存分に表現してくれていたように私の目には見えました。バルコニーから西畑くん演じる祐二に向かってやさしく語りかけるシーンも、まっすぐに看守長を見つめて祐二を庇うシーンも、祐二の為に看守長からの懲罰を受け入れ力尽きるシーンも。たった数分のことなのにどれも記憶に残っています。Twitterを見ていても、いろんな人の印象に残っていたみたいで、1ファンとしてもとても嬉しいです。それだけ古謝くんがトオルに向き合ってあの短い時間の中でトオルとして生きた証だと思っています。

囚人服を着た古謝那伊留がいて(正確には森下トオルだけど)、「君にこの歌を」を囚人たちの中で、共に歌う。当たり前のことなんかじゃないこの出来事を、自分の目で、自分の耳で、目の前に起きている出来事として体感できて本当によかったなあと、少し時間が経った今改めて感じています。

 

今回は例年とは違い、演出に井上尊晶さんが入られて、外部から看守長役でコング桑田さんがご出演。

かんじゅのみんなそれぞれが、しっかりとしたお芝居に向き合っているところを見せてくれました。今回Aぇが居なかったのもあるけど、若いメンバーが真剣に演じることに挑んでいる姿はすごくすごく感動した!本当に良かった!個人的には毎年しっかりしたお芝居でもいいくらい。(笑)

井上さんは蜷川幸雄さんの演出助手を長年務められており、昨年ジャニーズWESTの神山くんが出演したオセローを演出されていた方。オセローは観劇していたので、しっかりとした重みのある少年たちになるのかな?と期待していました。その期待通り、例年に比べ現実での刑務所を思い起こさせるようなシーンもあり、ショー感のある少年たちではなくしっかりとしたストレートプレイになっていてすごくよかったです。あと、なんとなーくセットの感じにオセローと似たものを感じました(気のせいかもだけど)。

わたしは古謝くんはお芝居結構できる人だよなと見て感じていたので、本格的なお芝居の経験をぜひして欲しいと以前から思っていました。外部舞台ではないにしろ、外部舞台のような演出や指導を受けられたのは凄く凄くファンとしても嬉しく、そして本人にとっても大きな出来事だったと思います。お芝居の難しさは知っていたと思うけれど、それだけではない「楽しさ」をより知ってくれたんじゃないかな?

この機会をきっかけに、また古謝くんが開ける道がひとつ増えたらいいな、なんて思っています。

 

少年たち本編が終わった後のエンドロール。

しっかりと記されている「古謝那伊留」の名前を見て、自分でようやく現実に起きていることなのかと理解したのか、じわじわと涙がこみ上げてきてつい泣いてしまいました。

古謝くんがどんな場所にいても、どんな位置にいても、大好きな気持ちは変わることはありません。それはこの3年間で、嫌という程思い知ったことでもあります。

こんな素敵な姿が観れたことが、当たり前のことではないということを知っているからこそ、より嬉しく、まるで奇跡のような出来事のように感じました。

でも、決してこれを奇跡で終わらせたくはありません。

次に繋げていくためのわたしにできる努力をしたいと、改めて決意した夏でした。

古謝那伊留という1人のアイドルを、もっと多くの人に知ってもらえます様に。

 

古謝くん、最高の夏をありがとう。

これからもあなたが立つ場所はステージの上だと、心の底から、そう思ってるよ。この夏がまた改めてそう思わせてくれたよ。劇中の森下トオルも、ショータイムの古謝那伊留も、最高にかっこよかったよ。

また次の現場で。

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